本日の備忘録

子育てにおける対面コミュニケーション不足の危険性

アップルのスティーブ・ジョブズが、自分の子どもにはiPadを使わせないようにしていたことは有名な話です。彼に限らず、テクノロジーの専門家の多くが、自分の作ったデバイスを我が子には使わせまいとしています。

これはなぜでしょうか?

今回は最新のテクノロジーデバイス(スマホなど)と幼い子どもをもつ親がどう付き合うべきかという点について学んだことをシェアしたいと思います。

どう影響するか、誰にもわからない

一つだけはっきりしているのは、幼い頃に長期的にこのようなテクノロジーを使用した場合の影響が、「まだはっきりと解明されていないから」というのがあります。

iPhoneが登場してから、まだ11年程度しか経っていません。つまり、生まれたときからiPhoneがあった世代は現在せいぜい10歳程度なわけです。

彼らが、それ以前の世代とどう変わってくるのか、これは誰にもわかりません。きっとiPhoneがなかった世代と同じでないことだけは間違いないでしょう。

それほどiPhoneは世界を変えてしまいました。

ボクら30代が小さい頃というのは、電話番号は紙媒体のぶ厚い電話帳で調べるのが当たり前でした。本当に大切な人の電話番号なら、数人分は暗記していたという人も多かったはずです。

通信手段を使うより直接顔を合わせて話すことが多かったですし、無料のアプリなんてありませんでしたから自分たちでよくわからないルールの遊びを考えたりして遊んでいたものです。

ちょっと考えただけでもこれほど育った環境に違いがあります。どう考えても、iPhoneネイティブ世代とそれ以前の世代は同じようにはならないだろうことが想定できるわけです。

そして、そうやって育った世代がどのような行動様式を持つのかわかってくるのは、たぶんこの先の数十年後でしょう。

対面コミュニケーションへの影響

携帯電話の登場により電話が一人一台になりました。そして、メールをすぐに確認できるようにもなりました。今ではスマホのアプリを使えば、とても簡単に短い文章のやり取りを、まさにその場で会話しているかのようにある程度テンポよくやり取りすることさえできます。

テキストメッセージばかりでのやり取りは楽です。多くの人が通話よりテキストメッセージのやりとりを好む傾向にあることがわかっています。

これは通話よりもさらに想像力を使わないで済むからだと思います。今では文末に(笑)やwwwを付ければ笑っていることを表現できますよね。さらに絵文字やスタンプまであります。ほとんどの感情表現が文章を使わずにできるわけです。

しかし、これにより大きなデメリットも出てきます。

それは、対面コミュニケーションの不足です。

テキストメッセージでの会話ばかりで育った場合、対面コミュニケーションが苦手になる可能性が考えられます。

テキストメッセージの会話では、話すときの声の高さや抑揚、会話中の「間」といったものや、身振り素振りなど(こういった非言語表現をノンバーバルという)がありません。なので、こういったものを読み取りながら行う対面コミュニケーションのやり方を学ぶ機会が奪われるわけです。

結果、いわゆる「コミュ障」になってしまうということです。

対面コミュニケーション不足で失うもの

顔を合わせた対面コミュニケーションの不足で失うもの、それは「想像力」です。

そしてもっと言えば「思いやり」です。

通話やテキストメッセージなどのようなデジタルデバイスを介した交流では、相手の顔を見ることはありません。すると人の気持を察する力が育ちにくくなってしまいます。

なぜなら、シンプルに相手の表情が見えないからです。

面と向かってのコミュニケーションであれば「あなたはブサイクです」と言ってしまえば相手の顔がゆがむ変化を見て「こんな顔をさせるのは、いいことじゃなさそう」と人は考えます。

だけど、文字で「あなたはブサイクです」と送信しても相手の顔を見ないで済んでしまうと、どうでしょう?

顔を合わせたコミュニケーションが必須なのは、それが子どもにとっては自分の言葉が他人にどう響くのか、どんな影響を与えるのかを知る唯一の方法だからです。

対面コミュニケーションが不足した環境で育った子どもは、大人になってからも人の気持ちを想像できなくなってしまう。ひいては、人を思いやることができない人間になってしまうかもしれません。

対面コミュニケーションしよう

というわけで、今回は「対面コミュニケーションは子育てに必須」という理由について書かせてもらいました。

子どもには積極的に対面コミュニケーションの場を持たせたほうがいい。その方が、実際に大人になったとき人を思いやることのできるやさしい人になれる。そんな気がします。

 

このブログでは、日々ちょこちょこと自分の学びをシェアしていくつもりで書いています。

読了ありがとうございました。ねこじたのヒロでした。

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