本日は、なぜトイレ掃除や清潔さを保つことを大切にした方がいいのか。
これについて書いてみたいと思います。
ビジネス書を読んでいるとたまに、「社長がトイレ掃除をした方がいい理由」みたいなものが書いてあります。
よくあるのは、社員がそれを見て、「自分がやらなきゃ」と感じ自分から動くようになるから、とかそんな理由ですね。
だけど、これはちょっと違和感がある。なぜに、社内で時給が最も高いであろう社長が、社員のお手本になるためだけにトイレ掃除にわざわざ時間を使うべきなのか?
あまりにもそれはもったいない気がしませんか。
結論から言います。
それは「強くなるため」というのが本当の理由になります。
どうして、清潔さや美しさを大切にすることが「強さ」につながるのか。
「強さ」とはなんなのか。
強くなりたい人は、このまま読み進めることをおすすめします。
もくじ
強い人間は、卑怯なことはしない
実力が本当にあるような人であれば、他人の足を引っ張るようなバカなことはしないものです。
昔から「金持ち喧嘩せず」なんて言いますよね。
はっきり言うと道徳が身につかないのって、実力がなく自信がないからなんですね。
そりゃあ、金持ちの全員が全員、実力があるわけではないでしょう。ただ、少なくとも貧乏な人よりは自信を持ちやすい。
自信があれば、わざわざ他人の邪魔をしたりしなくても、自分の道、つまり「道徳」を突き進める。
要するにですね、人間というのは、弱いからこそバカなことをしたり卑怯なことをするわけなんです。
自分が弱いから、自分と同じところまで強い相手を引きずり下ろそうとする。
それって、とてもカッコ悪いことじゃないですか。とっても、情けないと思いませんか。
武士の美学にもあった「美しさ」
武士の美学も同じようなものです。
真の武士は、端正で清潔な美しさを好んでいたようです。
武士が美学を大事にしていたのは、単なる趣味から、というわけではなかったみたいです。そこはやはり、「強さ」というものにつながっていました。
今でも自衛隊のような軍隊組織というのは、掃除ばかりさせられるそうです。兵器などから軍服に至るまで一つ一つ丁寧に手入れをされていると聞いたことがあります。
なぜ掃除にそこまでこだわるのでしょうか?
それは、戦う人というのは「観察者」だからです。
観る力が鋭いほど、その武士は強かった。
観る力が強いということは、相手の油断のスキや、動きのほころびを見つけることができた。隅々まで神経をすり減らして観察する力がなければ、相手の弱点に気づけないわけです。
面と向かっての肉弾戦が主だった時代は、とにかく観る力の差がそのまま生死につながっていた。
その観察力を磨くための練習になっていたのが「掃除」だったということです。
まとめ
はい。
というわけで、今回は「掃除が昔から大切にされてきた理由」について書きました。
ここまでの読了、ありがとうございます。
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良かったら、また訪れてもらえると嬉しいです。
それでは、本日もよい一日を。ねこじたのヒロでした。