本日の備忘録

【日々の学びが賢者を作る】#009 漫画『ONE PIECE』から学ぶ仲間とは

もくじ

『麦わらの一味』の強み

『麦わら海賊団』といえば、もはや日本で聞いたことがない人はいないんじゃないかというほど大人気になった漫画「ONE PIECE」の主人公ルフィの海賊団です。

僕が思う『麦わら海賊団』の強みのひとつに、ルフィを中心にした仲間たちとの絆の強さがあります。

船長のルフィは、一見なにも考えてなさそうに見えます。

しかし、彼には物語の最初からわかっていたことがありました。

それは、

「自分にはできないこと」

つまり、苦手なことです。

メタ認知ができていたわけです。

ルフィ、やっぱりすげぇよ!

なので、自分に欠けているものをしっかりと自覚し、それを補ってくれる仲間を選んでいます。

ゾロは剣術の達人だし、サンジは料理人、ナミさんは航海士、チョッパーは船医、フランキーは船大工、ブルックは音楽家で、ウソップはウソつきです(笑)

どれもルフィにはできないか苦手な(もしくはやりたくない)ことです。

『麦わら海賊団』は各自の役割が誰から見ても明確で、かつ各々が得意なことしかやりません。

それはつまり、苦手なことは完全に仲間に任せることを意味します。

任せるということは『信頼』していないとできないことです。

これを船長のルフィだけでなく、その一味全員が当たり前にやっています。

お互いがお互いを心の底から信頼し、頼られる側もその信頼に応えようと全力を尽くす。

だからこそ、『麦わら海賊団』は強い絆でつながることができるというわけです。

夢はバラバラでも、ひとつになれる!

ルフィの夢といえばこれです。

「海賊王に俺はなる!!」

(どん!!!)

では、麦わらの一味のそれぞれの夢も「海賊王になること」かというと、もちろんそうじゃないですよね。

ゾロの夢といえば、「世界一の剣豪になること」だし、サンジなら「伝説の海、オールブルーにたどり着くこと」、チョッパーは「なんでも治せる医者になる」、ロビンは「真の歴史の本文(リオ・ポーネグリフ)を知ること」です。

このように各々、夢(目標)は明らかに違います。

では、どうしてそれでも彼らは『麦わら海賊団』なのでしょうか?

なぜ、自分の夢があるのに『麦わら海賊団』に所属したいと思えるのでしょう?

僕はその理由が、

自分たちの夢も一人ではかえられないことだから

だと思っています。

ルフィの夢である「海賊王になる」こと。

それが一味の夢をまるごと内包してしまうほど大きい!

「ルフィの仲間になっていっしょにいけば、自分の夢もかなう!」

そう信じているからこそ、みんな仲間になり、なおかつモチベーション高く活動できるわけです。

麦わらの一味に、いちいちそんなことを考えてルフィの仲間になったキャラクターはいなさそうですが、何かに迷ったときそんな考えが麦わら海賊団への所属の意義になりそうです。

『仲間』と『夢』の関係

『仲間』とは、

次の日も、その次の日もまたいっしょにいることを疑わない相手。

『夢』とは、

仲間と仲間の関係をつなぐ接着剤。

『仲間』とは、

一人では叶えられない夢を共有する人。

『夢』は、

大きければ大きいほどいいもの。

だって、

小さい夢では人に見つけてもらいにくいから。

仲間が集まらないから。結果、叶いにくいものになる。

 

最近は、実世界でもビジョンが重要だとよく言われます。

大きなビジョンをかかげつつ、それでいて目の前の目標に尽力することが大切だと『麦わら海賊団』を見ていて感じます。

みなさんも言ってみてはどうでしょう?

誰よりも大きな声で!

「わたしの夢はこれです!!」と。

最高の仲間が集まるかもしれません。

 

本日の学びは以上でーす。

明日に続きま~す!!

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