本日の備忘録 読書

若者は、常に時代に足りないものを求めている!?

どーも!

ねこじたのヒロです。

若者が好きな多分パトロン向きの38歳です。

どうぞ、よろしくお願いします。

 

今回は、

「若者は、常に時代に足りていないものを求めるようにできている」

という話をしたいと思います。

参考文献はこちらです。

ニュータイプの時代 著者:山口 周

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ダイヤモンド社
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ちなみにこの本、「ニュータイプ」と聞いてアニメ「機動戦士ガンダム」を思い浮かべた方であれば、間違いなく読んでおいた方がいいと思います。

なぜなら、その世代こそオールドタイプからニュータイプになるべき世代だからです。

これから若者を引っ張っていきたいなんて人間が、オールドタイプでは困りますよね?

ファンネルを使えないオールドタイプは、時代遅れのザクマシンガンの使い方しか教えられません。

そんなん、説得力のカケラもないですよね。

さあ、それでは!

レッツ、ニュータイプ!!(笑)

「最近の若者は草食系で元気がない」という指摘

年長者から若者に対するこの指摘を、みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

この言葉については「確かに一理ある」というのがボクの考えです。

いや、一理どころか九理くらいあるかもしんない(笑)

「草食系で」というのは女性に興味がないと言う意味で捉われがちですが、きっとそれだけではないでしょう。

肉食系動物と対比して「がっついていない」というような意味も含んでいますよね。

じゃあ、なぜ若者は「がっついていない」のでしょう?

そして、いわゆるバブル世代のような「がっつく」必要がこれからの時代にも本当にあるのでしょうか?

この辺りを、ちょっといっしょに考えてみたいと思います。

なぜ現代の若者は「がっついていない」のか?

これについて、『ニュータイプの時代』の著者である山口周さんはこう言っています。

それは「モノ」が過剰なまでに溢れかえっているからです。

 

現在の年長者がまだ若者だった頃というのは、「モノ」が希少でした。

「あれもない、これもない・・・」

だからこそ、

「あれもほしい!これもほしい!」

だったわけです。

 

だけど現代はどうかといえば、「モノ」があまるほど過剰になってしまっている。

日本の衣・食・住で考えるだけでも、年間600万トン以上もの食品ロス(食べられるのに廃棄される食品)、衣類でいえば年間33億着以上捨てられていて、さらに800万戸以上の誰も住んでいない空き家があります。

生まれた頃からほとんど「モノ」がなくて困った経験がないどころか、むしろ余って廃棄されている姿ばかりを見て育ったわけです。

これでは、現代の若者が「草食」になるのも当然だとボクは思います。

自分から取りに行かなくても捨てるほどあるのなら、わざわざ体力使って「がっつく」必要なんてありませんよね。

むしろ、無茶苦茶いっぱいあるのにがっついてたら「あいつアホだろ」という空気になるのは当然な気がします。

今の若者を「がっつかせる」ために

先ほど指摘したようなことからも、「モノ」に「がっつく」必要はもはやなくなっています。

というよりも、環境として「モノ」にそれだけの欲求が起きにくくなったわけですね。

しかし人間も動物である以上何かに「がっついている」状態が一番力を発揮できる気がします。

そして、飢えている状態というのはある意味で幸せだとも思うのです。

その欲求のために必死になっていれば、余計な心配事を考える暇はありません。

だいたい暇になると人間ってやつはろくなことを考えませんからね。

ボクの場合、さびしくなったり、さびしくなったり、さびしくなったりします(笑)

 

本当はがっつきたいのに、欲求の源泉がないからがっつけない。

だから現代の若者は、力を持て余してモヤモヤしてしまっている。

もしかしたら若者だけでなく、働くすべての世代がそうかもしれない。

そんな状況が、なんとなく思い浮かんできます。

 

それでは、どうすればそんな若者たちを、またはモヤモヤしながら働く人達を「がっつかせる」ことができるでしょう?

 

その答えが、「意味を与える」ことです。

なぜ「意味を与える」ことががっつくことにつながるのでしょう。

 

それは「意味」が希少になったからにほかなりません。

 

現代は「モノ」が過剰で「意味」が希少な時代です。

これはつまり、「モノ」よりも「意味」の方が価値が高いということでもあります。

 

世の中というのは常に、足りないもの、枯渇しているものの価値が高くなります。

 

市場に「お金」の流通量が増えれば、お金の価値は下がりますよね?

そして、相対的にモノの価値が上がります。

これがインフレーションです。

逆に、モノが溢れかえればその価値が下がって、相対的にお金の価値が上がります。

これをデフレーションと言いますよね。

現在の日本がデフレを脱却できずにいることからもモノが過剰なことがわかります。

 

ではなぜ「意味」が希少になったのでしょうか?

高度経済成長が終わり、製造業が減りサービス業が多くなりました。

これからはトヨタ自動車などでさえ製造業からサービス業への転換を迫られるといわれています。

サービス業というのは何かを製造するわけではないので、したことの価値がわかりにくかったりします。

つまり、「何のためにこの仕事をしているのか」という文脈が見えづらいわけです。

いつの時代も若者は、「その時代に足りないもの」を求める

それでは、以上のことをまとめてみますね。

まとめ

  • 「モノ」が過剰で「意味」が希少な時代になった
  • だから若者たちは、「モノ」にはがっつかない
  • 枯渇している「意味」を与えれば、若者たちが本気になれる

余談ですが、いつの時代も年長者は未熟な若者を批判していたようです。

古代エジプトの遺跡に「これだから最近の若者は」というような文脈で書かれた文章が残っています。

じじいは太古の昔から若者と対立していたわけです。

 

ということで、今回は「若者は時代に足りないものを求める」という話をさせてもらいました。

もう5回は読んでいるのにいまだにオールドタイプ。

読了ありがとうございました。

ねこじたのヒロでした。

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