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ゼロからはじまりゼロに戻る…賢者に近づく『小さな悟り』

悟りの書 読書

「悟り」

と聞くと、皆さんはどんなイメージをお持ちだろうか。

日本人なら、お釈迦様とか仏教なんてものがスッと浮かんでくる方が多いかもしれない。

 

ボクの場合、最初に「悟り」という言葉を知ったのは、ファミコンのドラゴンクエスト3だった。

ドラクエ3では転職システムといって、たとえば「戦士」だった者が旅の途中から「魔法使い」になったり、はたまた「商人」になったりできる。

その中のひとつに、「賢者」という「魔法使い」と「僧侶」を足して、さらに接近戦もそこそこ戦える最強の職業がある。

だけどその賢者には、なんと「遊び人」からしか転職できない。

「遊び人」とは文字通りの遊び人で、モンスターとの闘い中にさえギャグを言ってふざけたり、戦わずにサボったりしてしまうとんでもない職業だ。

場合によっては、そのせいでモンスターにやられてしまい味方が全滅したりもする(笑)

その「遊び人」をレベル20まで鍛え上げると、ようやく「賢者」になれる許しがもらえた。

つまり、苦行を乗り越えたものだけが悟りを開いてあこがれの賢者になれるという、まぁ、今考えると非常によくできたシステムだった。

 

そんな中ひとつだけ、遊び人を経由することなく賢者になる方法があった。

それが「さとりのしょ」と呼ばれるアイテムだ。

これを持っていると、いきなりどんな職業からも賢者になれるという夢の一品で学校で話題になるほどみんな興味を持っていた。

ボクも、現実の誕生日プレゼントをもらうよりも、この悟りの書が欲しいと思っていたくらいだった。

このころから、やはりボクはちょっと感覚がおかしかったのだと今さらに思う。

 

そんなこんなでドラクエから「さとり」という言葉を教わったボクが、今日はこのような本を紹介したい。

小さな悟り 著者:枡野 俊明

枡野俊明(ますのしゅんみょう)氏というお寺の住職さんの書いた一冊で、まさに小さな「さとりのしょ」である。

今回は好きなドラクエを語りだしたせいで、あまりにも前置きが長くなってしまった。

失敗を恐れずに書きたいことを書いてしまうのがボクのブログである。

こんなところに来てしまったあなたに一言伝えておきたい。

本当にありがとうございます。

よくわからないが、何かしらのご縁があるのだと思う。

これも仏教の神秘なる力なのかもしれない。

よかったら続きも読んでほしい。

こんなでも精いっぱい頑張って書いた。いや、精いっぱい楽しんで書いた。

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自分なんて探さなくていい

今まさに「自分探し」中です!

なんて方はいるだろうか?

そんなことは「およしなさい」と、なんだか住職らしいようなそうでもないような丁寧な言葉遣いで著者は言っている。

 

「やりたいことをやりなさい」とか「好きなことをすればいい」なんて大人たちは言う。

だけど考えても考えても、やりたいことは出てこない。

心配ない。

それが当たり前だからだ。

本当にやりたいことなんてあったら、もうすでにやっている。

やりたいことってなんだろう?と考える時点で、やりたいことなんてないのだ。

本書の中でこんな風に書かれている。

自分など、わざわざ探しに行かなくても、

いまここにいるあなたなのですから。

そうなのだ。

わざわざ立派なバックパックを抱えて、高い旅費を出して大した危険もないような旅に行く必要はない。

もはや、それは自分探しと偽った「ただの旅行」だろう。

旅行はボクも好きだ。

それはそれでいいから、自分探しとかかっこつけるな。

 

だいたい「自分が何をすべきか」を考え出しちゃう時点で、いま目の前にあることから逃げようとしているだけだったりする。

実際、テスト前でピンチとか、友達いなくてさびしいとかそんな時にばかり自分探ししたくなる。

自分探しする暇があるなら、目の前にある課題をどうすればいいか考えた方がいい。

 

住職も「自分探し」より「自分磨き」をしなさいと書いている。

「どんな玉も磨けば光る」らしい。

YouTuberとして知らない者はいないだろうヒカキン氏は、以前の動画でピカピカの泥団子を作っていた。

単なる泥でさえ、長い時間をかけて磨けば光るのだ。

ここで、「俺のあそこの玉も…」な~んて思いついた奴は、ぜひブログを書こう。

ふざけて書いた文章が誰かを楽しませることもあるかもしれない。

「自分探し」なんてしなくても、こうしてやってみたいことは見つかるものだ。

バカボンのパパみたいな言い方になってしまうが、「これでいいのだ」とボクはいいたい。

坐禅して「もう一人の自分」と対話する

ボクらは、頭の中で「これはルール違反だな」とわかっていても、ついやっちゃうときがある。

例えば、横断歩道の赤信号を無視したりとか、誰かのプリンをこっそり食べたりとかする。

これはほかでもないボクの話だ。

そのせいで、危険な目に合ったり、争いに発展したりなんかする。

いつもその時になってから、あんなことやらなきゃよかったと思う。

 

こんなこと、誰にでもあるはずだ。

いや、ぜひ、あってほしいと思う。

ボクらは基本、みんなアホに違いない。

そうボクは思いたい。

 

住職はいう。

ルールを破りそうになったら、行動する前にひと呼吸しなさいと。

そうして、もう一人の自分と対話をしてみることが大事だと。

 

「坐禅」という言葉の「坐」の字には、「土」の上に「人」という字が2つ乗っている。

これは「自分」と「自分以外の誰か」…

ではないらしい。

「現実の自分」と「もう一人の自分」がどっしり座って対話している、そんな様子を表しているそうだ。

 

この字が示すように、ボクらはもう一人の自分と対話することが大切だ。

そうすることで、少しでも自己の行動を客観視できれば、「ああ、やっちゃった」なんてことも減らせるかもしれないからだ。

住職はこうも書いている。

人づき合いの中でもっとも大事にするべきは「もう一人の自分」であることを心に刻みましょう。

あなたは他人ばかりを大切にしすぎてはいないだろうか?

最も大事にするべきは、他人ではなく「もう一人の自分」なのだそうだ。

他人ばかりを大事にしすぎて自分の気持ちにフタをする。

これが、自分の心にウソをつくということだとボクは思う。

これでは、自分を幸せにできるわけがない。

なぜなら、いつだって自分の気持ちは二の次になってしまっているからだ。

 

「もう一人の自分」という存在を、もっと想像しやすくできないかと考えたボクは、こうすることにした。

「もう一人の自分」を「本田翼ちゃん」に決めよう!

だってその方が言うこと聞きたくなるし、めちゃめちゃ大事にしたくなるからだ。

「ダメでしょ!」なんてお叱りを受けようものなら、なんだか逆に嬉しくなれそうだ。

もはや、「もう一人の自分」どころか「性別」すら変わってしまっているが、このジェンダーレスの時代だから許されるだろう。

これがいわゆるメンターってやつかもしれない。

確かに心にメンターがいれば迷いは減りそうな気もする。

なんだか住職がいう「もう一人の自分」とは意味が違う気がするが、もはやそれは考えないことにしよう。

 

もし、

それでもルールを破ってしまったらどうすればいいのか?

 

それはボクにもわからない。

住職に、直接聞いてみてほしい。

ボクも知りたい。

失うものは何もないという悟り

ボクらは、何かに挑戦しようとするとこう考えてしまうことが多い。

失敗したら、どうしよう…

 

簡潔に言おう。

失敗しても、どうもしない。

命ある限り、ただ明日からまた生きていくだけだ。

住職は、こう書いている。

ゼロから始まり、ゼロで終わる

ボクらはこの世に生まれたとき、すっぽんぽんの素っ裸だ。

唯一、体ひとつだけ持ってやってくる。

物質的な持ち物で言えば、まさにゼロと言える。

さらにいうと、頭の中も空っぽに近かったかもしれない。

生きるための本能だけはあるだろうが、

知識や経験、人間関係に関することといえば間違いなくゼロである。

たとえば、生まれてすぐの赤ちゃんが、

「そういえばお前、この前こんなことしてたやろ?あれ、あかんで!」

な~んて言ってきたなんて話を聞いたことがある人はいないだろう。

 

ボクらは、元々「ゼロ」であることをもっと意識した方がいい。

ただただ生きていくうちにいろんなものが増えてきた。

それだけなのだから、今持っているものを失うことを過剰に恐れる必要はないのである。

どうせ、死ぬときはまた、生まれたときのように何も持たずに旅立つことになる。

つまり、「ゼロ」に戻るのだ。

お金やモノはもちろん、地位や名誉や知識、大切な知人や友人などとも別れなければならないとわかりきっている。

だからこそ、ボクらは必要以上に今持っているものに固執せずに、さまざまなことに挑戦してみた方がいいのではないだろうか。

まとめ

ここまでつらつらと書いてきたが、少しでも楽しんでもらえたら嬉しい。

「悟り」というと、なんだか気難しく感じるかもしれない。

しかし、実際に本書を読んでいただくとわかるが、そんなことはない。

本書には全部で99の教えが書かれている。

今回紹介したのは、そのほんの一部にすぎない。

誰でもわかりやすく、禅の教えを学ぶことができる本書には、ほかにも多くのシェアしたくなる教えがある。

気になった方は、ぜひ読んでみてほしい。

生きるのが、なんだか楽になる。そんな一冊になるかもしれない。

 

ここまで書き終えていうのもなんだが、まったく悟れていないことに今さら気づいたボクがいる。

煩悩だらけであることが逆に浮き彫りになったかもしれない。

こんなやつの文章を読んでくれたあなたに、一言だけ言いたい。

本日も、ありがとうございました!

ねこじたのヒロでした。

良かったら、買ってみてね。

小さな悟り 著者:枡野 俊明

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管理人
ねこじたのヒロ

福岡市在住。薬剤師歴14年目の現役薬剤師です。
「マジメにふざける」が信条。
薬局管理を約5年間ほど経験するも保険点数を追いかける業務に違和感を感じ、現在は一薬剤師として働いています。
読書が好きで年間180冊程度読んでいます。小説以外なら何でも読みます。

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