成績がいい人の共通点
学校のテストでいい成績をおさめる人の共通点。
みなさんは一体、なんだと思いますか?
僕は、とにかく勉強した量が大切なんじゃないかと大学生の頃まではそう思っていました。
勉強した時間の長さ、問題集をこなした量、教科書を何度読み直したか、などそういった単純な量が結果を出している人の共通点じゃないかと思っていたわけです。
量は確かに大切であることに違いありません。
だけど、才能はどうでしょう?
あいつはきっともともと頭がいい、物覚えがいい、理解力がある、そんな風に思える人がクラスに一人くらいはいたと思います。
僕にも高校生の頃、「一回授業を聞けばそれで覚えられる」と言っていた友人がいて、超うらやましいと思ったことを覚えています。
当時は絶対に「頭の出来そのもの」がそもそも違うんだと思っていたのですが、今となっては「あの人も天才でもなんでもなかったんだなぁ」と感じます。
だって、特別ビジネスで成功していたり高名な学者になったりなんてしていませんからね。フツーにサラリーマンやってますから(笑)
ちょっと話がそれましたが、結局、成績がいい人に共通することとは一体なんなのでしょう。
数百名の中学3年生を対象とした研究から、ある程度のことがわかっています。
結論からいうと、テストの成績ともっとも相関が強かったのは、
「IQ(知能指数)」ではなく
「自己コントロール能力」
でした。
自己コントロール能力とは
自己コントロール能力とは、「やるべきでないことを我慢できて、長期的な目標に向かって行動できる能力」のことをいいます。
たとえば、TVゲームを続けたいとき。
自分でここまでと決めてきっぱりとそこでやめて試験勉強をできたり、宿題に取り掛かることができる。このようなことです。
自己コントロール能力とは、いうならば「心の強さ」と言えるかもしれません。
誘惑に負けず、やるべきことにコミットできるか。
成績がいい人に共通するのも納得がいきます。
結局は、努力できるかどうかってことです。
ちなみに、自己コントロール能力は大人になってからも重要であることが様々な研究からわかっています。
頑張って高めていきたいものです。
本日の学びは以上でーす。
明日に続きま~す!!