本日の備忘録 読書

【ねこじたデイリー】#013 『資本家マインドセット』から学ぶ「合成の誤謬」

読書からの導き

資本家マインドセット

資本家マインドセットって、なんぞ?

それは簡単にいうと「資本家として生きていこう」という提案です。

著者の三戸政和さんはこう述べています。

これからの時代のビジネスマンは、資本家にならなければ幸せになれない、少なくとも資本家としてのマインドセットを持たなければ生き残れないという、差し迫った事情がある。

どうして、三戸政和さんが「資本家にならなければ幸せになれない」と考えるのか?

「資本家としてのマインドセット」とはなんなのか。

詳しくは本書を読んでいただくとして(笑)、

その中で語られているサラリーマンについての文脈から「合成の誤謬」について書いてみます。

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サラリーマンの出世レース

一つの会社に所属して成果を出して出世する。

役職が上がれば、給与も増える。

だけど、それに伴い当然責任も増えるし、より多くの時間を会社に捧げなければならない可能性が高くなる。

これが多くのサラリーマンの出世コースだと思います。

当然みんな同じことを考えるので、その競争に勝つのはものすごく大変だし、出世したところで給料が何ケタも増えるわけではありませんよね。

『資本家マインドセット』の中で著者である三戸正和さんは、このサラリーマンの出世競争が経済学用語でいうところの「合成の誤謬(ごびゅう)」を犯しているように思えると書いています。

「合成の誤謬」というのは、「ミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロの世界では、必ずしも意図した結果が生じるわけではない」ことをいいます。

簡単に説明すると、一人では正しいことでも多数が行うと思っていた効果が見込めなくなってしまうことです。

三戸さんはわかりやすくこんな例をあげています。

劇場で舞台を見る。前の人の頭が邪魔だから立って観ることにする。

ミクロの視点では正しい選択といえる。

だけど、一人が立てば、当然その後ろの人も立ち上がる。

そうやってみんなが立ち上がると、結局はみんなが座っていたときと見え方は変わらなくなってしまう。

これが「合成の誤謬」です。

一人なら良かったことが、みんながやっちゃうと結果「なんでやねんっ!」ってなるやつです(笑)

つまり、サラリーマンもこれをやっていると三戸さんはいうわけです。

 

頑張って頑張って出世する。

ミクロの視点ではこれは正しいのかもしれない。

だけど、みんなが同じように頑張る。

マクロの視点で考えると、結局みんな頑張っているので、ほとんど差がつかなくなってしまっている。

「それって虚しくない?」

って三戸さんは言います。

みなさんはどう思われますか?

ちょっと立ち止まって考えてみるのもおもしろいのではないでしょうか?

 

本日の学びは以上でーす。

明日に続きま~す!!

 

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