本日の備忘録

【ねこじたデイリー】#011 幸福になることは激むずなのか?

幸せ 無理ゲー

現代は幸福なはずなのに幸福とはいえない

現在のボクらの社会は、人類史上かつてないほど高い生活水準にあります。

住環境や衛生環境も良くなりました。

義務教育によって誰でも一定の教育を受けることもできます。

医療などの制度を考えると福祉面でも恵まれていると言っていい。

旅行や娯楽も充実しているし、自己の努力次第で仕事の選択だってできるようになりました。

それにも関わらず、なんだかそんなに幸福になっていない気がします。

これって、気のせいでしょうか?

 

書店に行けば不安症状やうつ状態、ストレスや人間関係の問題に関する本がかなり多く並んでいます。

テレビなどのマスメディアは、連日のようにどうすれば悩みがなくなるかこれでもかというほど求めてもいないアドバイスをしてきます。

世界保健機構(WHO)は、うつ病が最も患者を弱らせる病気だとしていて、2020年には2番目に重大な疾病になるであろうと予測しています。

実際に、現在では毎週、成人の10人に1人が臨床的うつ症状になるといわれていて「うつ病」は非常に身近な病気です。

さらに重大なことに、ある調査で2人に1人の割合で真剣に自殺を考えたことがあり、2週間以上その状態に悩まされていることもわかっています。

人の悩みは尽きないといいますが、減るどころか増えている可能性すらあるということです。

 

以上のようなことからも、

現代も決して幸福な世界とはいえないとボクは考えたりしています。

どうして、ボクらは幸福になれないのか

ボクらの心は、もともと危険に満ちた世界を生き抜くために進化してきました。

狩猟採集民にとっての最優先は、何よりも「死なないこと」です。

つまり、自分を傷つけそうなものに気を配り、危険なことを避けることだったわけです。

 

世代が進むごとに、ボクらは起こりうる危険を想像し、避けることに長けてきました。

それによって、確かに以前よりはるかに死ななくなりました。

 

その証拠に、WHOのデータによると1900年時点での全人類の平均寿命は31歳くらいでした。

それが現在はなんと70歳オーバーです。

強調しますが全人類の平均寿命が、です。

この100年ちょっとで異常なほど人類は長寿になったわけです。

 

しかしこれは、いいことばかりではなかったかもしれません。

 

現代人の心は、常に用心深くなり、起こることの全部を評価しようとしてしまうようになりました。

ボクらが現在住むこの世界には、獰猛な肉食恐竜やごつい牙を持ったサーベルタイガーはもういませんよね。

誰か見たことありますか?

のっしのっしと、かっ歩するどデカイ恐竜さんを。

「どこどこの奥さんが、昨日未明サーベルタイガーに襲われました」なんてニュース聞いたことないですよね?

現代では多少の失敗で命を失うようなことは、ほとんどないでしょう。

それなのにボクらは、誰かに失敗を責められたり、仕事のミスで落ち込んだり、ふとした発言で大切な人との関係が壊れないか心配心配で仕方なくなってしまうことがあります。

そのとき、ボクらの心は強烈なストレスを感じます。

しかしそれで、ただちに命を落とすようなことはありえません。

それなのに、必要以上に恐怖を感じてしまう。

ときにはベッドに入ってから何度もくり返し考えてしまって、ろくに眠れないことさえあったり。

ボクらは、自分の人生のかなりの時間を、「実際には起こりもしないこと」まで勝手に想像して心配して自分から不幸になっている。

これがまず、1つ目の幸福になれない理由ではないかと思うわけです。

 

今日の学びは以上でーす。

明日に続きま~す!!

 

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