どーも!
ねこじたのヒロと申します。
短い時間ですが、どうぞよろしくお願いします。
いきなりですが、ひとつ質問をさせてもらいたいと思います。
あなたは本当に、
「健康」ですか?
医療関係者でなくとも、「健康」という言葉を知らないなんて人はさすがにいないと思います。
ただし、本当の意味での「健康」が何を示しているか、きちんと理解している人は少ないのではないでしょうか?
これからの時代、今よりさらに健康であることの価値が高まるとボクは考えています。
今回は、
①なぜ、健康の価値はグングン上がるのか?
②「健康」という言葉に隠された本当の意味
の2点についてお話をさせてもらいたいと思います。
もくじ
健康の価値が急激に上がっている
いろんなところから「人生100年時代が来る」といわれる時代になりました。
実際に平均寿命は右肩上がりに増え続けていて、まだまだ医療技術は進歩する可能性が高いことを考えるとそう言われるのも納得がいきます。
もし本当に人生100年時代が来るとするなら、健康な心身の状態を保っていないとあまりその意義を感じないのではないでしょうか。
せっかく100歳まで生きれるとしても、もし70歳くらいで大病をわずらい、残りの30年間を寝たきりで過ごすとしたら・・・。
少し、ゾッとする話で怖がらせてしまったかもしれませんが、想像に難くないと思います。
つまり、長生きできたとしてもそれなりに健康状態を維持できていなければ、その価値はグッと下がってしまうわけです。
2019年現在、「平均寿命」と「健康寿命」の間にはざっと約10年くらいの開きがあることがわかっています。
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義づけされていて、高齢化の進む日本では重要視されている指標のひとつとなっています。
厚生労働省の発表によると2018年の時点で男性が約9年、女性はもっとひらきがあって約12年です。
医療技術の進んだ現代でも、「人生の最期の期間、健康で過ごすこと」が、いかに難しいか表しているわけですね。
今以上に長寿が当たり前になったとき、健康かどうかによって大きく人生は変わります。
元気な人は働くことでお金を稼ぐこともできるし、当然、娯楽も若いときと同様に幅広く楽しむことができるかもしれません。
逆に不健康な人は、できることが大幅に減ってしまう可能性も高い。
寿命が伸びれば伸びるほど、健康の価値は上がります。
今までもそうだったのですが、これからはさらにその傾向が強くなる。
だからこそ、今までの時代よりいっそう「健康であること」が重要になると思うわけなのです。
「健康」に隠された真の意味とは?
健康というと、多くの人が身体のことばかり考えると思います。
しかし、実はそうではありません。
健康という言葉には隠された意味があります。
「健体康心」
これが、健康という言葉の本来の姿である4文字熟語です。
「けんたいこうしん」と読みます。
健康という2文字と比べたとき、ガラッと印象は変ったと思いませんか?
そうなんです。
実は健康という意味にはもともと「心(こころ)」という字が入っていたわけです。
身体が健全であればそれでいい、というわけではないのです。
身体(体)が健やかであり、かつ精神(心)が康らか(やすらか)であることで、はじめて本当に健康だと言えます。
ちなみに「康らか」とは、穏やかで平安なこと。つまり、心の安定を意味します。
これ、実は医療関係者でもあまり知っている人はいないのではないでしょうか。
健康になりましょうと言ったとき、ココロ、つまり精神状態について一切考慮していないから、簡単に「お酒はダメです」とか「運動しましょう」とか言えちゃいます。
健体康心という言葉からすると、体を健全にしようと考えるとき、心を切り離して考えていては本末転倒なわけなんですね。
医療者は常に心とのバランスも考慮して、健康を考えなければならない。
これはつまり、行動経済学などの人間心理を考慮した学問もうまく取り入れなければ、本当の健康が成り立たないことを意味していると考えられるのではないでしょうか。
まとめ
100歳まで生きることができることなら、1年でも長く自立した生活を送りたい。
これは誰しもが思うことでしょう。
健康の価値は、お金のように簡単に数値化して見える化できるものではありません。
なので、忙しく毎日を過ごしていると気づかないうちにおろそかになってしまいがちです。
気がつけばくたくたになるまで毎日働き、そのストレスから暴飲暴食、睡眠不足な日々を繰り返して不健康になっている。
そんな方は一度、健康についてしっかり考えてみてはどうでしょう?
繰り返しにはなりますが、これからはいっそう「健康である」というだけでかなり人生の満足度が変わる時代になるのは間違いありません。
若いうちから自分にあった健康法を身につけ、いつまでも「健体康心」でいれるよう意識することが大切だとボクは思います。