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努力と才能、どっちが大事?『GRIT』から学ぶ天才が出した答え

やり抜く力 コラム

突然ですが、あなたは自分のことを

「努力ができるタイプ」だと言えますか?

こう聞かれて、「はい、ボクは努力家です」なんて言うやつをボクなら信用しない。

だって、努力家かどうかなんてお前が決めることじゃない。他人が評価することだ。

そもそも自分で「俺は努力してると思ってるやつ」なんて、たいてい「降りかかることにただただ耐えているやつ」だったりする。

違う!

それは「努力」ではない、ただの「我慢」だ。

 

心配はいらない。

たいていの人が「とても努力ができる人間なんて言えない」と思っているからだ。

そもそも、オートマチックに努力ができる強い人なんていない。

人はやりたいこと、楽しいことがあるから努力する。

いざやってみようと思って始めても、いつも長くは続かなかった。

自分にもできそうと考えて挑戦したものの、壁にぶつかって自然消滅した。

そんな経験は必ず誰にでもあるはずだ。

「努力できることも才能」

な~んて言う人もいるが、果たして本当にそうだろうか?

「才能」という便利な言葉に、

ボクらはいつも逃げている。

ボクはそう思っている。

才能がないから勉強ができない、才能がないから仕事で失敗ばかり、才能がないから才能がないから・・・努力もできない。

こう考えてしまえば、それこそ本当に何ひとつできなくなると思う。

 

考えてみて欲しい。

「才能がないから、私は食事ができない」とか「才能がないから、文字が読めません」とか言ってる人に、ボクは生まれてこの方一度も会ったことがない。

結局、やりたいことはやる。人間なんて、それだけだと思う。

ボクは、どんな人も可能性の塊だと信じている。

だから、自分の可能性を「才能」というたった二文字の言葉によってみずから閉ざしてしまうことは、非常に残念に感じてしまう。

「そんなこと言っても、簡単に頑張ってみる気にはなれない…」

そう思うのもよくわかる。

だってボクも、

努力なんかしたくない。

 

そんなボクらの意識を変えてくれる一冊の本を見つけた。

『GRIT(グリット)やり抜く力』

著者:アンジェラ・ダックワース

今日は、この本の中で提唱されている「GRIT(やり抜く力)の重要性」についてシェアしたい。

GRIT(グリット)とは一体なんなのか。

なぜ、GRITが大切なのか。

そして、GRITを有効に使うにはどうすれば?

これらの疑問について、要点だけまとめてみた。

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GRIT「やり抜く力」の大切さ

まずはGRIT(グリット)とは一体なんなのかということから説明したい。

直訳すると、GRITは「勇気」や「闘志」などという意味になる。

GRITを提唱したのは米国のペンシルベニア大学心理学教授で「達成の心理学」を研究しているアンジェラ・ダックワースという女性。

彼女は米国で別名「天才賞」とも呼ばれている「マッカーサー賞」の受賞者のひとりである。

つまり彼女自身が俗に言う「天才」なわけだ。

その天才である彼女が、本書の中でこう書いている。

「才能」では成功できない

もう一度言う。

天才賞」をもらった人がこう書いている。

これが何よりも「才能」では成功できないということを証明しているとボクは思う。

人がなにかを達成するときに重要なものが「才能」ではないとしたら、いったい何が大切なのか。

それが、GRIT(グリット)

つまり、「やり抜く力」だと彼女はいう。

より具体的に表すと、GRITは「情熱」と「粘り強さ」という2つの要素から成り立つ。

つまり、情熱と粘り強さの両方を合わせ持っていることが、才能に恵まれていることよりも達成には重要であるということになる。

ただしここで、ちょっとだけ注意しないといけない。

それは、「情熱」とは「一時的に熱中する」ことを意味するのではないということだ。

それよりももっと静かなイメージで考える。

高く大きな真っ赤な炎が「ボンっ!」と燃え上がるのではなく、静かに、しかし長い期間燃え続けるような、穏やかな青い炎とでもいう感じが適切かもしれない。

そして「粘り強さ」についても、この単語だけでは誤解してしまう可能性がある。

ここでいう「粘り強さ」とは、日本語で言うならば「七転び八起き」、英語なら「ネバー・ギブアップ」に当たる。

つまり、何度失敗しても諦めない気持ちのことを指している。

GRIT(やり抜く力)の研究において注目すべき点は、これが才能や知性などといった生まれ持った天賦のものとはまったく別のものだったということだ。

つまり、才能のある人」=「やり抜く力が強い」のかというと、そうではなかったことがわかった

生まれ持って才能に恵まれた人でも、やり抜く力を持ち合わせていなかったために達成に至らなかった例が、いくつも本書では紹介されていておもしろい。

「せっかく才能があるのに、やり抜く力が弱かったために芽が出ない」としたら、これほど残念なことはないと思う。

これを書いているボクや、そして今まさに読んでいるあなたにも、もしかしたら眠っているなにかしらの才能があるかもしれないと思うと、もうワクワクせずにはいられない。

シンプルでわかりやすい「達成の方程式」

宇宙をE=mc²というシンプルな方程式で表したアインシュタインなんかを見てもそうだけど、賢い人というのはなんでも方程式にしてしまうらしい(笑)

このアンジェラ・ダックワースさんもそんなタイプ。

なんと、「何かを成し遂げる」ということについても方程式にしてしまった。

しかもこれが、かなりボクのハートを揺さぶったのでここで紹介したい。

これなら小学生なみのポンコツな脳みそしかないボクにでも、努力の大切さを理解できる。

努力と才能で表す達成の方程式

彼女は「達成」に至るまでの過程を2つの方程式で表している。

ちなみに、「幸運」とか「優れた人との出会い」のような外的要因は考慮していないものと最初に断ってあるのでそれに関するクレームはボクも受け付けないこととする。

1つ目は「スキル」に関する方程式

ここにいきなり「才能」が出てくる。

才能×努力=スキル

「才能」とは、努力によってスキルが上達する速さのことだと彼女は説明している。

つまり才能があるとスキルを身につけるまでの努力が少なくて済むことになる。

その点に関しては才能があった方が有利なのは間違いないと言える。

しかし、もう一つの方程式によって大きく変わってくる。

そのもう一つの式がこれになる。

スキル×努力=達成

達成するためには、スキルを身につけてからさらに努力をする必要があることを表している。

これもよく考えれば当たり前のことだ。

たとえば、自転車に乗れるスキルを身につけても、そこからさらに努力をしなければ競輪選手にはなれない。

そうでなければ、全国のママチャリに乗るお母さんたちは、みんな今頃、競輪選手として人々を熱狂させていることになってしまう。

そんな話はどうでもいい。

2つの式をわかりやすくまとめてみることが大切だ。

すると、こうなる。

才能×努力×努力=達成

つまり、達成できるかどうかは「才能×努力の二乗」によって決まるということを表している。

著者のアンジェラ・ダックワース氏はこう説明する。

「才能」すなわち「スキルが上達する速さ」は、まちがいなく重要だ。しかし両方の式を見ればわかるとおり、「努力」はひとつではなくふたつ入っている。

「スキル」は「努力」によって培われる。それと同時に、「スキル」は「努力」によって生産的になるのだ。

この式に実際の数字を入れて考えると面白くて、才能よりはるかに努力の方が大事なことがわかると思う。

才能を1~5ポイントとして、努力を1~5ポイントで考えてみてほしい。

才能がどれだけあっても、努力しないと宝の持ち腐れになってしまうことがわかると思う

ちなみに、才能が20ポイントあったら…なんて考えてはいけない。

そんなやつは努力しなくても超人だ。

きっと戦闘力53万を自慢にしていたフリーザみたいなやつで、もはや人間ですらない。

そんなの見かけたら近づかないようにしよう。

伸びない努力、伸びる努力の違い

達成の方程式によって、努力がいかに重要かはわかっただろうか。

だけど頑張って努力をしていても「上達すること」と「しないこと」があったり、もしくは「上達する人」と「しない人」がいたりする。

これはいったいどういうことだろう。

ボクのこのブログももう一年継続している。

それなのに、一向に人に見てもらえていない(笑)

更新頻度などの問題も大きいとは思うが、やはりただ継続しているだけではダメなのだ。

では、どうすれば上達するのか、どうすれば努力を結果につなげることができるのか?

これに関しても、本書の中で詳しく解説されているのがありがたい。

結論から言うと、この原因は「意図的な練習」にある。

上達の鍵は「意図的な練習」

いわゆる多くの普通のレベルの人たちとエキスパートたちの違いを調査したところ、こんなことがわかったそうだ。

「意図的な練習」をしなければ上達しない

はたして「意図的な練習」とはどういう意味なのか。

ここでひとつ面白いエピソードが紹介されている。

著者であるアンジェラ・ダックワース氏は18歳の頃から週に数回、1時間のジョギングをしているそうだ。

だけど、そのわりにまったく速く走れるようにならないという。

練習時間としてはもう十分に熟練していてもおかしくないはずだ。

それなのに自分はエキスパートになれていないと、著者は訴えるわけだ。

皆さんはお気づきだろうか?

実は日常には同じようなことが少なくない。

また競輪選手の話に戻るのもなんだが、もう一度考えてほしいことがある。

日本全国のママチャリで、毎日小さな子どもを後ろに乗せて買い物に走るお母さんたちが、一人も競輪選手になれないのはどうしてだろうか?

あれだけいろいろ乗せて結構むちゃな姿勢で自転車を毎日走らせていたら、足なんかパンパンに鍛えられてもおかしくはなさそうだが、だいたいママチャリをこぐおかあさんたちの足はいわゆる「だいこん足」である。

とても鍛えられてるようには思えない。

実際にやってみないとなんとも言えないが、全国のママチャリおかあさんを集めて競輪選手と競争させても誰一人勝てるおかあさんはいないのではないだろうか。

ここまで読んで「そもそも競輪選手になりたいおかあさんなんてそういない」なんて言って、この場のお茶を濁すのはやめてもらいたい。

確かにボクも、そんなおかあさん見たことはない。

天才賞をもらった天才と全国のママチャリおかあさんを同列に考えることになんとなく違和感を持ってしまうが、上の二つの例に共通することは「練習方法」にある。

つまり、効果的な練習をしていないといくらやっても上達しないということなのだ。

これがエキスパートの練習方法だ!

本書には調査結果からエキスパートの練習方法、つまり「意図的な練習」が短く3つだけにまとめてある。

超がつくほどありがたい。

これだから、読書はやめられないと思う。

ストレッチ目標を設定する
ストレッチ目標とは、少し背伸びしないとできない程度の適度に難しい目標のことをいう。
つまり、まだ達成できていないことに挑戦するということだ。
すでにできていることを繰り返すのではなく、できていないことや弱点の克服に努めることが大切ということになる。
 
一人で練習する時間を増やす
多くのエキスパートは、人が見ていないところで努力をしていることがわかっている。
これもなんとなくわかる気がすると思う。
だいたい、中学校のころ「ああ、昨日はうっかり寝てしまって全然勉強してない」なんて言ってたやつに限ってほぼ100点だった。
ちなみに、ボクは「昨日、うっかり寝ちゃって‥」なんてときは本当に寝てしまってたから点数も当然悪かった。
正直なのが、ボクのいいところだ。
また話がそれたが、
どうしても誰かに決められたり合わせたりしなければならない集団での練習では、自分のペースを保つのはほぼ不可能だ。
その点でやはり、一人で練習する時間というのが大切になってくるのもうなづけるのではないだろうか。
フィードバックを求める
エキスパートたちは、自分のパフォーマンスが終わると熱心にフィードバックを求める
うまくできていない部分というのは、自分では気づきにくいことが多いものだと思う。
なんでできないのか自分ではわからないのに、友人からアドバイスしてもらったらあっさりできちゃった♪
なんて経験が、あなたにもあるのではないだろうか。
否定的なフィードバックにもしっかり対処し、弱点を克服していくことで上達できる。
そんなことを日々繰り返しているからこそ、彼らは強靭な精神力を持ち得る。
ボクも毎日、奥さんから否定的なフィードバックを浴びたおかげで、今では「もっと来い!」と思えるほどドMになったのはここだけの話だ。

最強のマインド「七転び八起き」

ここまでのことをまとめてみよう。

GRITとはやり抜く力のことで、情熱と粘り強さの2つの要素から成り立つ
達成の方程式は、才能✕努力の二乗で表される
ムダな努力を避けるためには、「意図的な練習」を心がける

この本の後半には具体的にGRITを伸ばす方法が紹介されている。

GRITには「内側から伸ばす方法」「外側から伸ばす方法」があり、これらを実践することで誰でもやり抜く力を向上できると著者はいう。

ぜひ、自分で読んで身につけてもらいたいと思う。

というのも、ボクは後半部分に何が書いてあったかもう忘れてしまった。

だからもう一度読み直さないと何も書けない。

 

なにかを成せるかどうかは、この世の誰にもわからない。

それこそ他人はもちろん、自分にさえもわかることはないはずだ。

ハリー・ポッターを書いた作家のJ・K・ローリングはかつて生活保護だった。

人生ってものは何が起こるか本当にわからない。

 

可能性を信じて努力してみることの大切さ。

それがわかったなら、今すぐなにかはじめてみればいい。

なにも成し遂げることができないかもしれないけれど、それでもいいとボクは思っている。

可能性は感じつつ、気楽に取り組むことが大事だ。

命が尽きる最期の瞬間まで、あくまでもできる範囲で自身の可能性に挑戦してみたい。

だからこれからも、ボクはやってみたいと思ったらソッコーで飛び込んでみるつもりでいる。

このブログだってそうだった。

あったのは「勢い」だけ(笑)

 

なに始めたいかわからないなんて人には、一つボクから提案がある。

まずは下のボタンから「Amazon」と書いてある部分をポチってもらいたい。

もちろん、「楽天」でもいい。

そして本書を手に取り、読んでみることから始めてみてはどうだろうか?

超おすすめの一冊なので損はさせない。

おまけに少しだけボクにも嬉しいことが起こるというWin-Winの関係だ。

長い文章になったが、ここまで読了いただいたあなたに本当に言いたいのはこれだけだ。

心から、

ありがとうございました。

ねこじたのヒロでした。

GRIT(グリット)やり抜く力

 

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