読書

学校の図書館におすすめの本!『気持ちを言葉にできる魔法のノート』紹介

T字型思考法

もくじ

「T字型思考法」ってなんだ?

みなさんもこんな経験はありませんか?

自分の言おうと思ったことが、なかなか言葉にならない。

誰かと話していて浮かんできた自分の意見を、うまく相手に伝わるように話すことができない。

頑張って話し始めたのに途中でなにを言ってるか、自分でもわからなくなる。

そんな自分が、あんまり好きじゃない。

 

今日、おすすめの一冊はそんな方のために書かれた本です。

「気持ちを言葉にできる魔法のノート」

[rakuten no="9784532322120" shop="book" kw="気持ちを「言葉にできる」魔法のノート 梅田 悟司"]

この本を書いたのはコピーライターである梅田悟司さんという方です。

コピーライターなので言葉のプロですね。

読み終えて感じたのは、「わかりやすい」そして「無駄がない」ってことです。

なんとですね、この本、わずか100ページちょっとしかありません。

誰にでも理解できて、かつ実践的。読んですぐに効果が出る。

こういう本がぼくはいい本だと思います。

この本を読むと、自分の気持ちをきちんと言葉にできるようになります。

「頭の中がぐちゃぐちゃでよくわからない!」

なんてことが確実に減らせるようになるでしょう。

誰にでもできる「T字型思考法」

この本の一番の肝。

それが、

「T字型思考法」

というテクニックです。

人には2つの言葉があります。

それは誰かに伝えるための言葉と、自分の心の中で発するだけの言葉です。

これを、著者である梅田悟司さんは「外に向かう言葉」「内なる言葉」という表現をされています。

ぼくらは常日頃、かなりの数の「内なる言葉」を発しています。

それが「外に向かう言葉」の数の比じゃないことは誰でも想像できると思います。

たとえば、熱いものに触ったときの「アツっ!」っとか、「うんうん、やっぱりそうなんだよなぁ」とかそういったやつですね。

人は思った以上に毎日毎日、様々なことを思ったり考えたり感じたりしています。

大事なことは、思ったり、考えたり、感じたりしたことをそこで止めないことです。

こうして浮かんできた「内なる言葉」を、うまく「外に向かう言葉」にしなければなりません。

なぜなら、それが

なによりも自分を知ることにつながるから

です。

この世界は本音と建前であふれています。

美味しくないと思ったのに美味しいと言ってしまう。

楽しくもなさそうなことを楽しみだと言っちゃう。

好きでもないものを、好きだと言うことだって、もしかしたらあるかもしれません。

本音と建前にどっぷりとつかってしまうと、いつしか本当の自分を見失うことになります。

自分の気持ちがわからない

そんなとき、「T字型思考法」が役に立ちます。

「T字型思考法」を活用すると、「内なる言葉」を広げて、グッと深めることができます。

そして、「外に向かう言葉」にすることで新たな自分を知ったり、うまく相手に自分の気持ちを伝えることができるようになるのです。

考えることって難しい・・・

そう思っている方こそ、ぜひ読んでもらいたい一冊です。

きっと、繰り返すうちにむしろ考えることが楽しくなってくるでしょう。

 

[rakuten no="9784532322120" shop="book" kw="気持ちを「言葉にできる」魔法のノート 梅田 悟司"]

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