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【日々の学びが賢者を作る】#017 お金の成り立ち

貨幣 デイリーログ

市(いち)の成立

お金というものがなかったその昔、ぼくらは必要なもの、欲しいものを物々交換で手に入れるのが当たり前でした。

山に入って果物を採ることが得意な人もいれば、海で魚を捕まえるのが得意な人もいます。

いつも同じものばかり食べていると当然飽きてしまいます。たまには違うもの、たとえば魚を食べたいと思う。

同じように魚を捕まえるのが得意な人はたまには、果物が食べたいと思います。

こんな感じで双方の条件が合えば物々交換が成り立ちます。

だけど実際は、物々交換を成立させるのは簡単ではありません。

今でこそネットを使えばすぐに見つかるかもしれないですが、通信手段に乏しい時代です。

「魚を持っていて果物を食べたい人」と、「果物を持っていて魚を食べたい人」がどこかで出会わないといけないわけです。交換してくれる相手を自分で探す必要があるのです。これは、結構大変なことが想像できると思います。

そこでですね、物々交換をしたい人たちが広い場所に集まるようになりました。

これが市(いち)のはじまりです。みんなで集まって、欲しいものを交換しようというわけですね。合理的で賢いですね。

ただ、それでも一つ問題がありました。

果物や魚、肉などのナマモノは長期保存ができません。持ち歩いている間に腐ってしまう…。

そんなの物々交換して食中毒でも起こそうものなら、そりゃケンカものですよね。

というわけで、とりあえず持ち運びに便利でみんなが欲しがるものである、麦や稲、布、貝、塩などを物々交換に使おうとなったわけです。

金、銀、銅への変化

お金の代わりに使われていた、稲や貝や塩などはあまり長持ちはしませんでした。

大量にとれたりした場合、当然お金があふれることになります。

全員お金持ちになって幸せかといえば、そうではありません。

だって、お金と交換したい肉や魚、果物などの量が増えるわけではないですからお金だけがあまっちゃいます。肝心の交換したいものがないのなら、お金って価値はないですよね。

そこで、そうならないように長期保存もできて、ある程度貴重なものとして金、銀、銅を使うようになったわけです。

紙幣の出現

しばらくは金、銀、銅を使った金属硬貨はうまくいっていました。

しかし、経済発展が進み、大量にものを売り買いするようになると不便なことが多くなります。

なぜなら、金貨を大量に持ち運ばなければならないことを意味するからです。金貨などの金属は大量になると非常に重たいし、量はかさみ運搬すら容易ではありません。

そこで、出てきたのが「両替商」という商売です。

両替商にお金(金貨)を渡すと、両替商は「預り証」を発行します。

両替商は預かり賃という手数料をもらって、蔵で安全に金貨を保管してくれます。

そして、この「預り証」を持っていけば誰が持っていこうとまた金貨に替えてもらえます。つまり、売買する段階で金貨の代わりにこの「預り証」をやり取りすれば直接、金貨のやり取りをせずに済むわけなんです。

大量の金貨から解放されて、この「預り証」での支払いがどんどん当たり前になっていきました。重たい金貨より「預り証」の方が便利なときも多いのは想像がつきます。

これが紙幣のはじまりです。

だから、最初は紙幣(お札)というのは金(貨)と交換できるのが条件になっていたようです。

金と交換できるからこそ、単なる紙切れが「お金」と言われていたわけです。

ちなみに現在は金とは交換できませんので、あしからず。

 

本日の学びは以上でーす。

明日に続きま~す!!

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