本日の備忘録 読書

【嫌われる勇気】今までの自分をやめる勇気を持ち、シンプルな世界を目指す

発芽

断食を習慣化してからというもの、なんとなく体調の異変に気づきやすくなった気がしています。

どーも!

ねこじたのヒロです。

本日は昨日からの続きになります。

読んでない方は、こちらを先にお読みいただければ話がわかりやすいと思います。

勇気 飛び立つ

もくじ

『嫌われる勇気』から学ぶ「勇気不足」

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自分を変えることは「昔のドラクエ」で橋を渡るようなもの

なぜ、「私は変わりたい」と心から思っているのに、ボクらは変わらない決心をしてしまうのでしょうか?

一見、矛盾しているように思えます。だけど、そうではありません。

理由は簡潔です。

少しくらい不便で不自由であったとしても、今の自分のままでいる方が楽だし安全だからです。

むしろ、自分を変えて新しいことに挑戦したり、新たな価値観で出来事に対処する方が危険だしストレスも多くなるのではないか、と考えてしまうんですね。

これを、現状維持バイアスともいいます。

 

突然ですが、人気ゲームソフトであるドラゴンクエストはご存知でしょうか?

昔のドラクエなんかで、橋を一個渡った先の知らない土地へ向かうときを想像するとわかりやすいと思います。

新たな土地には予想以上に強い魔物もいたり、命の危険もあるかもしれません。

だけど、逆にそれを乗り越えた先にある街には強靭な武器や防具が売ってあったり、楽しいこと(ぱふぱふなど)もあったりしましたよね。

未知の場所は怖い、けれど勇気を出して橋を渡らない限り既知の場所にはなりえない。

結局、ボクらって住み慣れた土地を離れて、新たな世界に出ることを恐れているんですよね。

だから「変わった方がいいとは思っているのけど、やっぱり変わらない自分でいよう」と決心していると『嫌われる勇気』で語られているわけです。

もしも「このままのわたし」であり続けていれば、目の前の出来事にどう対処すればいいか、そしてその結果どんなことが起こるのか、経験から推測できます。いわば、乗り慣れた車を運転しているような状態です。多少のガタがきていても、織り込み済みで乗りこなすことができるわけです。

自分を変えようとするとき、ボクらはいつも試されています。

その心の奥にある“勇気”というものを。

複雑な世界からシンプルな世界へ

なりたい自分になるために僕らがまず真っ先にやるべきことは「今の自分をやめる」ことです。

「もしも自分が〇〇だったら…」と可能性の中に生きているうちは、変わることはできない、とアドラーは言います。

僕らってどんなに学校の成績が悪かった人でも、スポーツが下手だった人でも、もれなく言い訳を作ることだけは天才的にうまい生き物だと思います。

もっとイケメンだったら・・・、もっと時間があったら・・・、もっとお金があったら・・・、もっと才能があったら・・・もっと、もっと・・・世界が自分の思い通りだったら!!

考えすぎてたまに、「もういっそ、俺がキムタクだったら…」とか「明日の朝、目が覚めて石原さとみに生まれ変わってたら…」とか訳わかんないことまで妄想が膨らむときもあるくらいそれは無限大です(笑)

誰だってそんな言い訳をして「変われない自分」を正当化しちゃう部分があるはずです。

きっとね、歴史上の偉人だろうとどっかの大統領だろうと同じように弱い部分がある。

だけど勇気を持って、みんなどっかのタイミングで自分を変えたんですよ。

イギリスの元首相であったウインストン・チャーチルはこんなことを言っています。

金を失うのは小さく、名誉を失うのは大きい。

しかし、勇気を失うことはすべてを失う

 

やるべき課題に対して、やらないための「言い訳」を絶えず考えながら生きる。

それが苦しい生き方を作ってしまっている。

シンプルな目の前の課題、つまり、やりたいことややるべきことを複雑なものに見せ、本来シンプルなものである人生を、かなり複雑なものにしてしまっているとアドラーは考えました。

新たな見識を得て勇気を持つことで、

「人はいま、この瞬間から幸せになることができる」

『嫌われる勇気』の決め台詞であるこの言葉も、あながちウソではないかもしれませんよね。

 

本日の学びは以上でーす。

ねこじたのヒロでした。

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