【日々の学びが賢者を作る】#016 シンプルな世界へ

発芽 デイリーログ

自分を変えることは「昔のドラクエ」

なぜ、「私は変わりたい」と心から思っているのに、僕らは変わらない決心をしてしまうのでしょうか?

一見、矛盾しているように思えます。だけど、そうではありません。

理由は簡潔です。

少しくらい不便で不自由であったとしても、今の自分のままでいる方が楽だし安全だ。

むしろ、自分を変えて新しいことに挑戦したり、新たな価値観で出来事に対処する方が危険だしストレスも多くなるのではないか、と考えてしまうからです。

昔のドラクエなんかで橋を一個渡った先の知らない土地へ向かうときを想像するとわかりやすいと思います。

新たな土地には予想以上に強い魔物もいたり、命の危険もあるかもしれません。

だけど、逆にそれを乗り越えた先にある街には強靭な武器や防具が売ってあったり、楽しいこと(ぱふぱふなど)もあったりするわけです。

結局、住み慣れた土地を離れて、新たな世界に出ることを恐れているわけです。

だから僕らは、「変わった方がいいとは思っているのけど、やっぱり変わらない自分でいよう」と決心していると『嫌われる勇気』の中で哲人は言っています。

もしも「このままのわたし」であり続けていれば、目の前の出来事にどう対処すればいいか、そしてその結果どんなことが起こるのか、経験から推測できます。いわば、乗り慣れた車を運転しているような状態です。多少のガタがきていても、織り込み済みで乗りこなすことができるわけです。

自分を変えようとするとき、僕らはいつも試されています。

その心の奥にある“勇気”というものを。

複雑な世界からシンプルな世界へ

なりたい自分になるために僕らがまず真っ先にやるべきことは「今の自分をやめる」ことです。

「もしも自分が〇〇だったら…」と可能性の中に生きているうちは、変わることはできない、とアドラーは言っています。

僕らってどんなに学校の成績が悪かった人でも、スポーツが下手だった人でも、もれなく言い訳を作ることだけは天才的にうまい生き物なんです。

もっとイケメンだったら…、もっと時間があったら…、もっとお金があったら…、もっと才能があったら…もっと、もっと…

考えすぎてたまに、「もういっそ、俺がキムタクだったら…」とか「明日の朝、目が覚めて石原さとみに生まれ変わってたら…」とか訳わかんないことまで言い出すときもあるくらい(笑)

誰だってそんな言い訳をして「変われない自分」を正当化しちゃいます。

きっとね、歴史上の偉人だろうとどっかの大統領だろうと同じなんですよ。

勇気を持ってみんな、どっかのタイミングで自分を変えたはずなんです。

イギリスの元首相であったウインストン・チャーチルがこんなことを言っています。

『金を失うのは小さく、名誉を失うのは大きい。

しかし、

勇気を失うことはすべてを失う。』

やるべき課題に対して、やらないための「言い訳」を絶えず考えながら生きる。

それが苦しい生き方を作ってしまっている。

シンプルな目の前の課題、つまり、やりたいことややるべきことを複雑なものに見せ、本来シンプルなものである人生を、かなり複雑なものにしてしまっているとアドラーは考えたわけです。

新たな見識を得ることで、

「人はいま、この瞬間から幸せになることができる」

『嫌われる勇気』の決め台詞であるこの言葉も、あながちウソではないかもしれませんね。

 

本日の学びは以上でーす。

明日に続きま~す!!

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